このページでは、中倉智徳が調べている範囲でのガブリエル・タルドについての文献表を作成しています。少しづつ増補していますが、まだまだ不十分なものです。ここに挙げられておらず、タルドに言及している文献がありましたら、中倉のメールアドレス【nakakura@cuc.ac.jp】までご連絡いただけますとうれしいです。
現在、タルドの論文、著作はそのほとんどが電子テクストとして公開されています。たとえば、ÉNAP (École Nationale d'Adoministration Pénitentiaire, フランスのアジャン Agen という町にあります)にあるガブリエル・タルド図書館 (La médiathèque Gabriel Tarde)には、タルドの書いた雑誌論文や著作の初版などが多数公開されています。
ENAPによるタルドのビブリオグラフィはこちらです。
また、ケベック大学シクチミ校の「社会科学の古典」 (Les crassiques des sciences sociales) のガブリエル・タルド (Les classiques des sciences sociales: Gagriel Tarde (1843-1904))の項には、タルドの生前には公開されることのなかったデュルケム『自殺論』への批判も含め、ほとんどのタルドの著作を入力しなおしたものがPDFやワードの形で公開されています。
また、フランス国立図書館のサイトであるガリカ (Gallica) には、タルドをはじめ多くの19世紀の著書や雑誌が公開されています。"Recherche"で検索でき、 閲覧できるだけではなくて"Téléchanger"を選ぶことでpdf形式かtiff形式でダウンロードすることができます。
さらに、Scence Po.のLe fonds de Gabriel Tardeでは、手紙、手稿、日記などが読むことができます。関連する文章として、 「Le fonds de Gabriel Tarde調査報告およびTarde/Durkheimカンファレンス参加記録」を、雑誌『生存学』Vol.1に書かせていただきました。
さらに詳しくはリンクをご覧ください。
国立国会図書館のデジタルコレクションでも、タルドの邦訳などを読めるようになって来ました。